久しぶりにナイターの園田競馬場へ行ってきました。
気がつけば2023年の園田のナイター競馬「その金ナイター」も残り2週…
しかし最終日の次週は個人的な用事があって行けなくなったため一週前に来ました。
よって私はこの日が今年ラストその金ナイターです。
この日は重賞「兵庫ゴールドカップ」です。
今年で第7回とまだ歴史浅めな重賞なので仕方ないところもあるが、どんなレース、重賞なのかよく分からないという(こら)
距離が1230mという短距離重賞で、しかも全国交流なので他地区からの遠征馬もいるということです。
賞金が増えたということと短距離重賞は貴重なのか、南関の馬も何頭か来ていました。
単勝で1人気していたのは南関馬ブラックストーム。
続いて同じく南関馬のヴァヴィロフ。
さらにこちらも南関馬のワラ。
すっかり南関馬になったベストマッチョも中央時代から見てたけど今や10歳になったのか…
そして遠征馬で侮れないと思っていたのが高知のダノンジャスティス。
高知所属馬なのに園田への遠征も積極的でもう何度も来ているのに、その上案外園田では安定した成績を残しているダノンジャスティス…
確か以前園田の同じような短距離重賞も勝ってたはず。
7歳なのが気になるところだけどコース相性考えたら連やワイドに入れといていいのでは?ぐらいに思っていた。
ところでメンコの「志士十二」ってどういう意味なのか?謎である…
他地区馬が多彩で強豪揃いなのに対して地元兵庫馬で一番手は…
芦毛さんのパールプレミアかな。
でもパドックでは何だか落ちつきなさそうなのがちょっと気になった。
ヴァヴィロフに南関の笹川騎手が。
笹川騎手は大井所属だが最近ダートグレードで頑張る兵庫馬イグナイターに乗ってさきたま杯を勝たしてくれた上に先日の岩手の南部杯でも2着に入ったので、園田のファンにもおなじみになってきたな。
イグナイターは南部杯では勝った相手が悪過ぎたけど次走のJBCで今度こそ勝利をガチで狙ってくるはずなので、またその時は笹川騎手に頼むのかな。
ブラックストームに乗るのはおなじみ金沢の吉原騎手。
そういえば前回ナイター重賞見に来た時に勝ったんだった。
今回も人気に応えて勝っちゃうのか?
ワラに乗るのは南関(浦和)の福原杏騎手。
「杏」と書いて「まい」と読みます。
若いながらも浦和の騎手では今やリーディングクラスのジョッキーです。
なぜか南関馬のベストマッチョに乗るのは愛知の岡部騎手。
ダノンジャスティスと高知の上田将司騎手。
最後の直線に入って岡部騎手のベストマッチョが前に出たが…
しかしそこへダノンジャスティスが急襲。
最後の最後でベストマッチョを捉え、クビ差の逆転勝利をあげた。
高知馬でありながら園田コースとの抜群の相性の良さが生きたが、まさかアタマで勝ち切るとは思わなんだ。
あとベストマッチョって前も園田で最後に差しきられて惜敗したんじゃなかったっけ?
とことん運が無いな…
想定内だったのか予想外だったのかは不明だが劇的な勝利に別府師も思わずバンザイで喜び爆発でした。
引き上げる前にちょっとだけ園田のファンにお披露目していってくれました。
高知競馬の人はいつも大らかで、かつ豪胆だけど温かい感じがすると思うのです。